寺宝・文化財寺宝・文化財

ご開帳

本尊様・文化財は通常、非公開です。

拝観料は、国重要文化財の仏像修復・文化財を保存活用する収蔵庫を建立するための浄財とさせていただいています。普門寺は、豊橋市内の寺院で最多の文化財を所蔵しており、2027年に開山1300年を迎えます。文化財を保護する記念事業を通じて、皆様の想いと共に文化財を未来へ守り伝えます。

◆【JR東海×普門寺】国重要文化財 特別ご開帳ツアー

JR東海のロゴ

「JR東海×豊橋のもみじ寺 普門寺」国重要文化財の継承を目指す企画を「EX旅先予約」で提供しています!
普門寺は次世代への文化財継承を目指し、JR東海と協働した企画を立ち上げ、東海道・山陽・九州新幹線のネット予約&チケットレス乗車サービス「エクスプレス予約」「スマートEX」の「EX旅先予約」にて提供しています。

~文化財の保護・継承につながる旅~
現在、普門寺開山1300年記念事業として、文化財を収蔵している普門寺 仏像館(収蔵庫)改修工事を進めています。各企画とも利用代金は、記念事業の浄財としています。文化財を保護する記念事業を通じて、皆様の想いと共に文化財を未来へ守り伝えたいと考えています。


◇「JR東海×普門寺」協働企画の概要 【いにしえの平安仏と出会う】住職が案内する「国重要文化財」特別ご開帳ツアー ▷特別ご開帳ツアー内容
①普段は非公開!東海地方を代表する美仏10躰を特別ご開帳します。
・本尊 聖観世音菩薩像+本堂ご開帳
・国重要文化財 仏像6躰
・愛知県指定文化財 源頼朝公と等身大の不動明王像+二童子像
②平安時代に造られた邪鬼像に触れて頂く「抱き邪鬼」体験できます。
③ツアー時間90分:住職が仏像解説や寺の歴史をお話ししながら境内を案内します。
④仏像の写真撮影可能です。(三脚の使用は不可)

▷申し込み先:EXサービス会員向けサイト「EX旅先予約」
普門寺【2025年4月以降のお申込はこちら】のプラン一覧|EX

▷代金:1名 3,000円
※上記EXサービス会員向けサイト「EX旅先予約」にて購入・決済の方に限り参加可能です。
※EXサービスへの入会・登録や年会費などの詳細については、JR東海のエクスプレス予約ホームページ(https://expy.jp/)、スマートEXホームページ(https://smart-ex.jp/)をご覧ください。

【ご注意ください】本堂への参道は、坂と階段となります。

◆仏像館(文化財収蔵庫)ご開帳

・青もみじ祭り 5月5日(こどもの日)
  9時~15時(最終受付:14時45分)
・もみじ祭り期間中 令和7年11月21日~12月14日
  8時45分~15時45分(最終受付:15時30分)
○拝観料:1名700円

◆団体拝観(国重要文化財、県指定文化財ご開帳)

拝観希望日の7日前までに、事前申し込みください。ただし、檀務等で希望に沿えないこともあります。

人数は、10名以上でお願い致します。拝観料:1名 700円(参拝記念品授与いたします)

収蔵庫ご開帳 所要時間:30分~ 1時間

○申し込み:普門寺 0532-41-4500(9時~17時)

寺宝・文化財

建造物

本堂

(江戸時代/元禄6年・1693)

本堂

古来より厄除け観音として信仰されている本尊 聖観世音菩薩さまをお祀りしています。

大師堂

(江戸時代/安政元年・1854)

大師堂

真言宗の開祖である弘法大師空海さまをお祀りしています。

鐘楼門

(江戸時代/宝永4年・1707)

鐘楼門

豊橋市内、最古の鐘楼門です。
12月31日「おおみそかの鐘」昼間に鐘を撞きます。

仁王門

(江戸時代/寛文8年・1688)

仁王門

寛文7年(1687)に(仏師大膳作)に作られた金剛力士像 2躰をお祀りしています。

書 物

小冊子『船形山 普門寺』/ 500円

A4判 フルカラー 26頁 2017年発行
普門寺の歴史や文化財について書かれています。
普門寺にて販売中

『豊橋市埋蔵文化財調査報告書第140集 普門寺旧境内-考古学調査編-』/ 3,500円

豊橋市教育委員会による総合調査(平成16 ~ 28年)報告書
A4判 452頁 2016年発行
豊橋市文化財センターによる、普門寺裏山に残る東海地方を代表する平安~江戸時代にかけての山寺跡を発掘調査、測量調査、分布調査した成果を掲載。2つの本堂跡をはじめ、250か所を越える平場群、経塚、中世墓、行場跡、巨岩などで構成された大規模な山岳寺院跡の様相を紹介しています。

『豊橋市埋蔵文化財調査報告書第141集 普門寺旧境内-総合調査編-』/ 3,100円

A4判 436頁 2016年発行
普門寺の収蔵品を中心に、文献、建築、彫刻、美術工芸品、経塚遺物、石造物、地質の各研究者に調査を依頼し、普門寺を広い視野から総合的に調査した成果を掲載。
平安時代の寺内の規範を記した極めて貴重な木札の発見や、建築・彫刻に関する新たな見解の提示など、東海地方を代表する中世の山寺の実態に迫る大きな成果を紹介しています。
販売場所:豊橋市美術博物館、豊橋市文化財センター、豊橋市役所じょうほうひろば
閲覧可能場所:豊橋市中央図書館